現場ですぐに実践できる歯周治療の基礎をお教えいたします
たとえば、長持ちするインプラント治療を行う場合、口腔内全体の歯周病の有無や進行状態などをしっかり把握しておく必要があります。しかし歯科医療現場では歯周治療の知識・経験の不足から適切な診断および処置が行えずに治療が失敗してしまうケースも報告されています。
あおいデンタルクリニック院長(SBC代表)の青井はこのような歯科医療現場の問題を解消するため、「基礎がしっかりできている歯科医師を育てること=日本の歯科医療の底上げになる」と考えました。そして、この考えに賛同した歯科医師と歯科衛生士と共に起ち上げたのが全国の歯科医師やスタッフ(歯科衛生士・歯科助手)を対象にした歯周形成外科コース「SBC(Surgical Basic Course)」(以下SBC)です。
SBCの目的
講習内容
近年、インプラントなど外科術式が複雑になり、情報が混濁しております。基本に立ち返り、外科手技を学びましょう。 | |
各回、午後は豚顎を使った実習があります。「聴いて」「見て」「自分で行う」ことで理解できるよう、参加型の講習会となっております。 | |
口腔周囲の血管・神経系・組織隙などの解剖学を習得することで、手術の偶発症を極力避けることができます。 | |
歯周治療の3本柱である、「原因の除去」「環境の改善」「メンテナンス」と、骨欠損状態に応じた治療計画の立案方法をご紹介いたします。 | |
適切な術前準備(口腔内消毒・滅菌・器具出し・ドレーピングなど)は処置成功への第一歩です。 | |
アシスタントワーク(排除の仕方や外科バキュームの位置など)や、患者様のメンタル部分のサポートについてお話しします。 | |
すべての手術の基本である切開、剥離、縫合。基本テクニックをマスターすることによって、予知性のある処置が行えます。 | |
外科器具はそれぞれの用途があります。器具の特徴や正しい使い方を覚え、使いこなせるようになるための知識を習得できます。 | |
清掃性が高く長期的に安定した口腔内環境に改善するために必要な角化歯肉を獲得する手技を習得できます。 | |
歯肉退縮によって起こった根面露出の診査・診断、術式の選択など、様々なケースを診て、実践できるようになります。 | |
ストレスなく確実な手術を行うためには、外科器具のシャープニング、メンテナンスは必要不可欠です。各回実習も行います。 | |
手術を成功させるためにもっとも重要なことは、医院と患者様との信頼関係を築くことです。接遇マナーや応対のポイントをお話しします。 |